株式会社汐見製作所

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SIOMIな人たち

牧野 真由美
スポット溶接グループ 係長 / 2006年入社
牧野 稜
スポット溶接グループ / 2019年入社

家では母と息子、

会社では上司と部下

汐見製作所には、身近な人とのつながりによって働くことになった人たちがたくさんいます。
今回は母と息子の関係でありながら、同じグループ、同じ班で働いているという牧野親子に、
親子ならではの働きやすさを語ってもらいました。

身近な人の紹介が、一番、信頼できる

まずは、お二人の入社のきっかけについて教えてください。

前職も製造会社だったのですが、この子もまだ小さかったし、一人親ということもあってできるだけ安定した収入を得たいと思っていて。そんなときに同級生から「汐見製作所は良い会社だよ」って紹介してもらったんです。
息子
僕が小学校四年生くらいのときからここで働いているよね。中学生のときの宿題で一度会社見学に行ったことはあったものの、当時の記憶はあまりなくて(笑)。ただ高校を卒業してしばらくして母が誘ってくれたことをきっかけに、この会社に興味が湧いたんです。製造の仕事をしたことはなかったけど、母の姿を見て気になっていたし、とにかく働いてみようかなって。
でも、まさか本当に来るとは思わなかったよ(笑)。親からすると、やっぱりやりづらいのかな?とも思っていて。
息子
そんなことないよ(笑)

部署内の女性比率もすごく高いですよね。不安はなかったですか?

息子
なかったです。母が先に働いていたから、心強かったです。
今でこそ息子のような若い男の子が結構増えたんですけど、昔は女性が本当に多い職場でした。そういえば、息子は入社してすぐ彼女ができて。

お母様も知ってるんですか?

知っているも何も、同じ部署なんです。
息子
すぐに言いましたよ。今は彼女と一緒に住んでいますし。
家で会えないぶん、会社に来るのが楽しみなんですよ。息子が仕事に来ていれば生きているって確認できるので(笑)。

息子の新入社員研修を、母が担当

お二人とも、スポット溶接グループに所属しているんですよね?

そうなんです。ロボットの機械を使って、ボルトやナットの溶接をしています。息子が入社したときに社長から「牧野さんが面倒見てください」って言われたときはびっくりしましたよ。入社したとしても、別の部署に配属されるのかなと思っていたので。まさか、自分の部署に来るとは。

親子だからこそ、仕事をするうえで気をつけていることはありますか?

息子
家に帰ったら喧嘩することもありますけど、職場では極力、母だと思わないように接しています。呼び方は今でも定まらなくて、「ねえ」とか(笑)
みんな名前で呼び合っているので普通に「りょう」って呼ぶんですけど、逆に私が「お母さんがさ」とか言っちゃう(笑)

1年前と比べて、息子さんは成長したと思いますか?

息子
それなりにできるようになったと自分では思っているけど、どうだろう。品質はもちろん、できるだけ速く作業することは意識しています。
頑張っていると思いますよ。息子が社内のメンバーと積極的にコミュニケーションを取っていることは意外でした。あとは一度も会社を休まない。要は元気ってことですね。そこは頑張っているのではないかと。

この仕事のどんなところが楽しいですか?

息子
自分で考えながらできることです。チームとしての目標はありますが、作業のプロセスは自分で決められるので、
自分のペースで仕事をさせてもらえるところが良いなと思います。

母のこれまで、息子のこれから

ちなみに、お母様は入社して最初の仕事はなんだったんですか?

最初の3〜4年間は、一番小さなボルトネジの溶接をしていて、その後からずっとロボット溶接を専門にやっています。生活もかかっていたので、とにかく人よりも数をこなすことに一生懸命でしたね。作業ロスをなくすにはどうしたら良いか、一つでも多くの製品を流すためにはどうしたら良いか、常に必死に考えて仕事をしていました。

コツはあったんですか?

集中力と慣れが一番です。そうやって仕事をしていくうちに子どもも大きくなって、手を離れた頃に係長を任せてもらえて。母子家庭だけど家も建てられて、とても感謝しています。頑張れば頑張ったぶんだけ評価してもらえるのは、この会社の良さだと思います。夢が持てる環境ですよ。

そんなお母様の姿を見て、息子さんは今後どうなっていきたいと思っていますか?

息子
最近リーダーに上げてもらったので、さらに上の役職に就いてみたいですね。会社の動きや現場の動きがわかってきたので、
もっといろいろなことをできるようになりたいなと。
彼女もリーダーをやっているしね。
息子
かっこいいところ見せないと(笑)

家族であり、家族のような会社

この会社のどんなところが好きですか?

息子
人の良さですね。母が先にこの会社で仕事をしていたことも大きな安心につながりましたが、部署全体の仲が良いからこそ、ここまで働いてこれたと思います。
そうだね。うちの現場は人と関わることが多いのでコミュニケーションが取りやすい雰囲気があるし、団結力もあるかも。新入社員や仲間のお祝いのために、みんなで食堂に集まってご飯を食べたり、ゲームをしたりしたこともあったっけ。
息子
母は会社一楽しいことが好きで、よくみんなを集めてイベントを開催しているんですよ。
これからは部署の垣根を超えて、会社全体で交流できる場をつくりたいですね。社長は社員の意見をたくさん取り入れようと頑張ってくれているので、私なりに会社のために協力したいんです。これまで、夢を見させてもらったぶん、お返ししないと!

汐見製作所の未来が楽しみですね。最後に、お互いにメッセージはありますか?

息子
これまで僕たち兄弟のために、ときには無理をして働いてくれたと思います。これからは、無理せずそのまま、自分の人生を生きてくれたらうれしいです。
最初は、もしかしたらすぐに辞めちゃうんじゃないかと思っていました。でも、とりあえず1年間頑張ってくれた。良い仲間にも恵まれているし、資格も技術も身につけて、どんどん成長していってほしいと思います。

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