株式会社汐見製作所

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SIOMIな人たち

橘 雪乃
単発プレスグループ 班長 / 2013年入社
能坂 唯
物流係 出荷1グループ 班長 / 2006年入社

女性社員の多さと、

活躍している姿に憧れて

汐見製作所では、たくさんの女性社員たちが働いています。通常、他社では男性に任せることが多いプレス加工の仕事も、
ここではごく普通に入社間もない女性社員が担当。さらに、多くの女性社員が早い時期から管理職として活躍しています。
今回は、部署や世代は違うものの、ともに班長としてチームを引っ張っているお二人に、
女性社員ならではの目線で汐見について語ってもらいました。

思っていたより、
多くの女性が働いていた

まずは、入社したきっかけについて教えてください。

能坂
高校を卒業してすぐ、汐見製作所に入社しました。というのも、この会社に入社を希望している同級生が多くて。だから最初は、一緒に受けてみようかな、くらいの感じでした。配属部署も入社した日に知ったくらいです(笑)
私は友達のお母さんが働いていたことをきっかけに、入社前に見学に来ました。当時の常務が案内してくれたんですけど、すごく優しくて温かい方で、自分のおじいちゃんのように思えてきてしまって。それから、他校から受けにきていた子とその日に仲良くなっちゃって、入社したいと思いました。会社っていうと堅苦しいイメージがあったんですけど、全然そんな感じじゃなくて。

今お二人は別の部署で働いているんですよね?

能坂
はい。私は物流の仕事をしています。検品、仕分け、梱包など、製品を最終的に出荷するために必要なことをすべて任されています。
私は単発プレスの部署で、板状の材料をプレスして特定の形にするという作業をしています。私が見学に来たときは女性の先輩が3名もいらっしゃって、女性がプレスを打つことにまず驚きました。しかも、そのなかには若くてギャルっぽい感じの方もいて、ちょっと安心したというか。プレスは男性の仕事だとばかり思っていたので、すごいなと思いました。ちなみに、同期の女の子は4人いたのですが、全員プレス加工のグループに入ることになりました(笑)

プレスって、いきなり打てるものなんですか?

最初は、プレス機にたい焼きの型のようなものを取り付けることから始まるんです。そのあと材料を動かして、プレスを動かして。一週間くらいで手順を覚えて、徐々に速く、正確に打てるようになっていきます。
能坂
いや、すごいよ!尊敬します。自分は向いてないと思いますね。プレスのトントントンの音が子守唄みたいで眠くなっちゃう(笑)。よう眠くならんよね。
え〜、うるさいじゃん!(笑)。私は逆に物流は静かすぎちゃって
能坂
静かだね(笑)。安心する。

ミスばかりだった新人が、
しっかり者の班長へ

新人時代、失敗してしまったなと思うことはありますか?

当時の係長から、私が一番ミスが多いって言われるくらいミスを出してましたね。2枚重なった状態でプレスしちゃって機械や金型を壊してしまったり、斜めにセットしたまま打って、形が斜めの製品ができてしまったり…。
能坂
私も。個数を間違えたまま、海外に送ってしまったり、送り先を間違えちゃったり。

相当、怒られたんじゃないですか?

能坂
怒られもしましたが、一方で、間違わないと覚えないし、成長しないと言われました。だから、私も若い子たちにはいっぱいミスしてもらいたいですね。まあ、いま振り返ると、上司がフォローしてくれていたんだということがよくわかりましたけどね(笑)
本当にそうですよね。最初の頃のミスは仕方ありません。そこから何を学ぶかが大切なんです。班長としては、本人になぜミスが起きたか、根本的な原因や対策を探ってもらえるようにしています。といっても、改めて話す機会を設けるというより、普段の会話の延長線上で。私は聞くだけで、それぞれに話してもらうんです。こちらから質問するよりも、そのほうが本当のことを言ってもらえるというか。
能坂
さすが最年少班長、しっかりしとるねえ。
プレス加工の現場は万が一にも事故が起こってはいけないからね。安全管理を徹底してるし、作業にあたる一人ひとりも細心の注意を払うよう日々声をかけています。あと、班長はチームづくりも大切な仕事。女性が多くてみんな若いので、ここが喧嘩したとか、彼氏と別れちゃってとか、やっぱりある。でも逆に言うと、それを乗り越えるとすごく強いチームワークが生まれるんです。
能坂
人間関係が一番大切だよね。
仕事が楽しいって思ってもらえるように、頑張っています。

仕事もプライベートも充実する汐見

女性だからこその仕事のしやすさはありますか?

能坂
手先が器用とか、細かいところにも気を配ることができる点ですかね。
女性がプレスを打つというと、まずびっくりされるんですけど、考えてみたら女性の方が器用な人が多いし、ものを大切にするところがあるんですよ。危ないこともしないから、向いているのかも。最近は「プレス打ちたいんです」って入社した子もいて。他の会社だと、やりたいと思ってもやらせてもらえないんですよね。

女性から見て、働きやすさはどうですか?

有給休暇は取りやすいですね。うちの部署の若いママさんも、必要な時に取得していて。あと、うちは良い意味で寿退社が少ないですよね。子供を産んで戻ってくる方がすごく多い。能坂さんもそうですよね。
能坂
そうだね。私は小学校1年生と2年生の子どもがいて、一人目のときにすぐ産休に入り、産休が終わると同時に次の子ができたので2年連続で取りました。帰ってくるとき自分の居場所があるかどうか不安でしたけど、受け入れてくれて助かりました。復帰後は仕事と子育ての両立は大変だったけど、よく頑張りました(笑)。周囲に子育てを経験している先輩が多くいたこともあり、「無理せず帰りなよ」っていつもフォローしてもらっていました。

会社を辞めて子育てに専念しようとは思わなかったですか?

能坂
今思えば、もうちょっと子供のそばにいてあげたかったなとは思いますけど、辞めなくてよかったなっていう気持ちの方が大きいです。自分の時間も大切っていうか。子供と離れる時間があったからこそ、自分自身を保てた気がします。ただ、大変だったことは事実。若い女性社員もかなり増えてきたし、より会社全体でサポートできるような仕組みを整えていきたいですね。

お二人とも班長として活躍されてますが、管理職は男性の方が多いですか?

いや、女性の方が多いと思います。普通、会社の立場からすると、結婚して子どもができたら辞めちゃうかもしれない、だから男性に任せたいと考えると思うんです。でも、うちの社長は、そういうのは一切、考えてないみたいで。性別も年齢も関係なく、頑張れば頑張ったぶんだけ評価してもらえます。だから男性より給料やボーナスが多いとかも全然ある。ちなみに、私は結婚してから班長になりました。

結婚したのはいくつのときだったんですか?

21歳のときに。18歳で入社してしばらく同じ部署で働き、結婚することに。
能坂
私も22歳くらいのときに、当時汐見で働いていた人と結婚しましたね。

ってことは、お二人とも汐見の人と結婚したんですね。すごい!部品だけでなく、ご縁もつくる会社なんですね(笑)

ちなみに、プレスチームには私以外にも職場カップルがいます。
能坂
プレスにいると結婚したくなるのかな?(笑)
いつも一緒にいるし、チームワークから発展するんですかね(笑)

やりたいことが、どんどん出てくる

今後の目標や、やってみたいことを教えてください。

改善提案制度をもっと活用していきたいですね。入社して1ヶ月目の人から係長まで、改善したいことをなんでも提案できて、出すだけでも100円、良い提案は採用されると最大で5万円が支給されるんです。自分がやりたいと思ったことがちゃんと通ると、やりがいも生まれるじゃないですか。
能坂
モチベーションってすごく大切だよね。そういう意味では、部署のみんなには物流の前の工程を知ってもらう機会をつくりたい。うちには完成品しか来ないので、どんな板が使われて、どんなプレスでどうやって加工されたのかっていう工程を知れば、もっと楽しくなると思うんですよね。
それは、うちも同じかも。プレスは逆に後の工程の仕事を知っていると、どうすれば次の人が気持ちよく仕事ができるかわかるから、品質も上がっていく。
能坂
メンバーのトレードとかやってみるのはどう?
それ良いですね!新しいことを覚えるのは楽しいと思うし、こういう考え方の班長がいるんだ、と知るだけでも仕事の視野が広がりそう。
能坂
使えないから、っていうトレードじゃなくて、良いトレード。頑張っている子にはもっと育っていってほしいし、そういう子を増やして組織として会社を底上げしていけたら良いよね。私、仕事で「あれやりたい」「これやりたい」っていうのが多いんです。みんなが働きやすくなるように、ちょっとでも効率が上がるように、今後も取り組みを増やしていきたいです。

最後に、お互いに向けて一言お願いします。

能坂
入社当初から見てますが、本当に成長したよね。しっかりしてる。一緒に、笑顔あふれる会社にしていこうね。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします!

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