株式会社汐見製作所

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SIOMIな人たち

白井 成明
工機課 係長 / 2005年入社
加藤 裕太
物流課 係長 / 2019年入社

係長として、背中を押したり、

チームを引っ張ったり

汐見製作所には、これまでにさまざまな仕事を経験してきた社員がたくさんいます。
そして、そうした経験が認められ、係長として活躍する社員も少なくありません。
今回はともに、この会社に可能性を感じて中途入社を決めたという二人の係長が登場。
彼らに、汐見製作所の魅力やチームを率いる醍醐味について語ってもらいました。

見えない。だから、
「やりたい」と思った。

まず、お二人はどのようにして汐見製作所でのキャリアをスタートさせたのですか?

白井
高校卒業後、大手メーカーで2年ほど派遣社員として働いていましたが、やはり、正社員になりたいと思い、転職活動をすることにしたのです。そして、数社受けたうちの一つが、汐見製作所でした。入社前に2回見学に来させてもらったのですが、ここの会社だけ、妙に気になってしまって。
加藤
分かります。私も見学に来たとき、会う人たちが皆きちんと挨拶をしてくれて、ああ、この人たちと働きたいなあと思うようになりました。
白井
そうですよね。汐見製作所で働く人の姿に惹かれた部分は大きいですね。楽しそうなだと思ったし、この会社だけ、他の会社とは何かが違った(笑)。
その直感を信じてみることにしたんです。

なるほど。明確な理由というより、感じる部分があったんですね。加藤さんはどうですか?

加藤
じつは、私は高校卒業後に一度、海上自衛隊に入隊したのです。しかし、視力が落ち、その道をあきらめることになってしまいました。それからいくつかの工場で13〜4年ほど働きました。仕事や待遇に不満はありませんでしたが、先輩や上司のキャリアパスを見ていたら、近い将来の自分のキャリアが想像できてしまって。それって、面白くないなと思い、転職することを決めました。

前の会社では将来が見えてしまったのですね。汐見製作所に見学に来たときはどうでしたか?

加藤
私も白井さんと同様に2回、行きました!で、見山社長と話していると、「あれ、単なるプレス加工の会社じゃないぞ」と。いろいろさせてくれそうだし、前の職場とは逆で、会社も自分自身もどうなるか見えなかったのです(笑)。

良い意味で、見えなかったんですよね?(笑)

加藤
はい。それに、初めて会社を訪れたとき、物流工程を見せてもらって改善の余地を感じたんです。もともと物流関係の会社で働いていた経験もあったので、ここなら自分の学んできたことを活かせるのではと思ったことも、決め手になりましたね。

それぞれ、この汐見製作所に“見えない可能性”を感じたのですね。ちなみに、お二人とも高校卒業後に働き始めていますが、地元は静岡なのですか?

白井
はい。すぐ近くの●●高校を卒業しました。
加藤
えっ、私も●●高校ですよ(笑)。じゃあ、白井さんは学年が一つ上の先輩ってことですね。すごい偶然だな(笑)。

まさか、同じ高校出身だったとは!中途入社、係長以外にもつながりがあったのですね!

チームをどうまとめ、
どう前に進めていくか

では次に、お二人は入社してから、それぞれどんな仕事をしているのですか?

白井
最初は金型設計をしていましたが、翌年からは試作課に異動しました。お客様からいただいたデータをもとに、製品を成形するための金型の試作を担当。そのあとからは、今の試作開発課にいます。金型のデータはないので、時間をかけて一から開発していかなければならないのですが、そこが面白さでもあります。
加藤
私は入社してからずっと物流課で働いています。在庫管理や物流導線の確保、出荷業務など、工場内の物流を担当しています。

係長に昇進したのはいつ頃ですか?

加藤
今年度からです。係長としては、主に人材育成をしています。
白井
僕も今年度から係長を任されました。試作開発は納期が短いので、クオリティはもちろん、時間を意識して全体のマネジメントをしています。

部署が異なると、仕事内容も大きく異なるんですね。係長としての難しさも、それぞれ異なるのでは?

白井
僕の場合は、チームを束ねる難しさがあると感じていて。メンバーは3人なのですが、職人気質の社員もいれば、自分よりも年上のベテランもいる。まとめ上げるというよりはメンバーの背中を押して、それぞれの技術を活かすようにしています。
加藤
私の部署では逆に、メンバーの能力を引き上げる難しさを感じているかな。前職で管理職を経験したからこそわかるのですが、経験が浅い社員の能力を持ち上げていかないと会社は存続できない。だから、組織として強くするために、人を育てたいって思っていて。少しずつですが、育ってきているのはうれしいですね。

ちなみに、入社前に課題として感じていた物流工程の改善は進んでいますか?

加藤
そこは正直、少しずつですね。全員の意識が変わらないといけない部分なので、今はまずチームの育成から進めています。

「やってみれば良い」が、汐見の強み

お二人が仕事をするうえで、大切にしていることを教えてください。

加藤
「できない」とは絶対に言わない、ということでしょうか。高校時代は野球部だったのですが、そんなことはとても言えるような環境ではなくて。「できない」ではなくて「どうしたらできるのかを考える」というスタンスは今も変わっていません。

加藤さんにとって、考えることって大切なんですか?

加藤
そうですね。仕事に限らず考えるのは好きです。考えて考えて、マイナスなこともプラスにしていく過程が好きなんです。何かにつけて、よく考えています。
白井
野球とは違うけど、僕は昔とにかくプロレーサーになりたくて、頑張っていた時期があったんです。周囲からは無茶な挑戦だと思われていましたが、「できない」と自分で決めつけることはしたくなかった。だから、仕事でも「できない」とあきらめることは絶対にしないようにしています。

お二人が考える、汐見製作所の魅力って何ですか?

加藤
社長にはよく「加藤さんの好きにして良いよ」って言われるんです。ありがたいですよね。そう言ってもらえると、何でもやって良いんだと思える。仕事の進め方を社員に任せてくれる環境は、この会社の魅力のひとつですね。
白井
そうそう。社長がそれぞれのやりたいことを尊重してくれます。しかも、年次も年齢も関係ない。若いからまだ任せられないとか、一切ないんです。社長はやる気のある人が大好きなんですよね。だから、思いきって話せば、必ず聞いてくれます。
加藤
社長は、やらせるのがうまいと思います。のせるのがうまいというか。「やってみれば良いよ!」って言われると、やるしかないじゃないですか(笑)。

二人の係長が目指す、未来とは

では、それぞれの今後の目標を教えてください。

白井
試作開発の担当としては、自社製品を生産したいと思っています。現状、大手自動車メーカーとの取引で会社が成り立っていますが、この状況がいつまでも続くとは限りませんから。だからこそ、汐見製作所が独自に開発した製品を販売したいんです。

たとえば、どんな製品を?

白井
世の中には僕たちと同じような製品をつくっている会社はたくさんありますから、他社ではつくれないようなものを生み出したいですね。どんな製品を私たちが提供できるのかといったところからアンテナを張るようにしています。
加藤
私は係長として、責任感のある班長をあと二人育てたいと思っています。私たちのように中途で採用する方法もありますが、そういうことを続けていては若手社員のモチベーションは上がりませんし、組織全体のレベルアップにつながりませんよね。だから、どんどん若手が育つ土壌をつくっていきたいですね。

なるほど。加藤さんは組織全体を育てていくことを目指しているのですね。

加藤
そうかもしれません。そして、ゆくゆくは今の部署の仕事は部下に任せて、会社の経営にも関わってみたいですね。

良い目標ですね!では、お二人は係長として、これからどんな若者に入ってきてほしいと考えていますか?

加藤
今の時代には合わないかもしれないですけど、気合が入った人。仕事だけじゃなくて、人生もそうですけど、これがやりたいんだっていう何かがあると良いと思います。子どもを育てるでも良いですし。ちょっとした覚悟みたいなものがあると、仕事へのやる気も生まれると思うので。
白井
僕は、仕事を楽しめる人と一緒に働きたいです。楽しむ気持ちがあれば、仕事ってどんどん自分で進められるんですよ。
加藤
楽しくないと続かないですしね。

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