factory
工場案内
3つの工場で生産、出荷体制を整えています。5S活動にも積極的に取り組んでいますので、
是非見学にいらしてください。
試作・開発
1試作・開発
テスト車両用の部品を、3次元レーザー等を駆使して、一つひとつ手作りで製作します。この段階で、品質、技術、コスト面での提案をしっかりしていくことで、競争力のある量産部品となります。
金型・治具・設備設計、製作
2設計
お客様からいただいた製品モデルをもとに、3次元CADを使用して設計します。
設計は、製造の心臓部。製品の品質、生産性を大きく左右する重要な仕事を行っています。
3機械加工
鋼材から金型部品を切り出すために、ワイヤー放電加工機を使用します。1/1,000mm単位の高精度な加工が可能です。また、部品形状を削り出すために、マシニングセンターを使用しています。
4金型製作
試作から金型製作、量産までを社内で連動させているため、試作時の問題点や量産時での改善点を金型製作に反映することができます。また、すべて内製しているので、お客様からの緊急の設計変更にも迅速に対応可能です。
生産部門
1自動プレス
内製した金型をもとに、品質と生産性を追求した量産体制を構築しています。設備として、300t~80tまでのプレスラインを完備しています。また、各種センサーを搭載し、たとえトラブルが発生しても自動で検知することができます。
2単発プレス
もっともオーソドックスなプレス加工技術です。それぞれの工程を手作業で行うのが特徴で、少量生産、難形状の加工で力を発揮します。当グループは、メンバーの半数が女性。業界でもトップクラスで女性が活躍しています。
3スポット溶接
製品同士を熱と加圧で接合する加工です。ガントランス式溶接ロボット6台で部品の接合を、定置スポット機で、ナット・ボルトの溶接を行っています。当グループでは約8割が女性で、特に主婦層の方が活躍しています。
4アーク溶接
溶接の中でも、もっとも一般的な加工方法です。アーク溶接ロボット4台とプラズマ溶接ロボット1台を中心に、2輪、4輪、船外機など、幅広い製品に対応しています。溶接治具は社内の技術者が製作。技術部門と連携して、常に生産性向上に取り組んでいます。
5金型メンテナンス
量産用金型は、使用状況にともない摩耗していきます。常に高品質な製造を可能にするために、定期的にメンテナンスを行っているのです。メンテナンス時に発見した金型の問題は、社内の金型設計部門へフィードバックし、その金型の対策だけにとどまらず、次の金型設計に水平展開することができます。
精密板金部門
6精密板金加工
当社は、自動車などの量産部品とは別に、産業用機械向けの精密板金加工を行っています。ファイバーレーザー加工機を中心に、「切る」「曲げる」「接合する」技術を磨き、一品物の加工にも力を入れています。
住宅板金部門
7住宅板金加工
当社では、小型の店舗・事務所用の住宅向け板金加工も行っております。ウレタン発泡機を中心に、壁パネルの製作や、窓枠、サッシの製作も行っています。
出荷
1検査
ここでは、製品に傷がないかどうか、仕様通りに加工されているかどうかを目視で確認していきます。検査後は出荷用に計量することもあれば、社内の物流倉庫に保管することも。倉庫には、約4,500種類もの製品が品番ごとに整理されています。
2計量
当社では、月に約700万個もの製品を国内外に出荷しています。納品個数は、一個でも誤差があってはなりません。細心の注意を払い、すべて手作業で計量しています。計量が済んだら梱包し、お客様のもとへと製品を送り出します。